二重整形の切開法とは?
二重整形の切開法とは、メスを使ってまぶたを切開し縫合して二重を作る方法です。
「全切開」と「部分切開」の2種類あり、どちらも半永久的な二重が手に入るので、埋没法と違い二重が取れる心配がありません。
ただし本格的な外科手術となるため、ダウンタイムや費用は埋没法よりかかります。
施術別に以下に詳しくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
二重整形の全切開とは
全切開とはまぶたを切開し余分な脂肪を除去した後、縫い合わせていく方法です。
全切開の場合、施術時間は40分~50分程度で、25ミリ~30ミリくらいの幅を切開します。
主にまぶたが分厚い人向きですが、幅広い二重にしたい方や半永久的に二重でいたい方にもおすすめです。
全切開のダウンタイム
全切開は二重整形の中で最もダウンタイムが長く、2週間程度腫れや内出血の症状が残るでしょう。
それ以降は時間の経過とともに徐々に回復し、半年~1年ほどで完全に二重が完成するのを期待できます。
※ダウンタイムには個人差があります。
全切開の値段
クリニックによって異なりますが、20万~30万円くらいが平均値段の場合が多いです。
一見費用が高く感じると思いますが、全切開であれば半永久的に二重が持続するので、一生二重でいられることを考えると数か月に1回アイプチを買い続けるよりお得ではないでしょうか?
二重整形の部分切開とは
部分切開はだいたい10ミリくらいの幅を部分的に切開して二重を作る方法です。
施術時間はだいたい30分~40分程度かかります。
クリニックによって部分切開はプチ切開やミニ切開と呼ばれる場合もありますので、施術メニューを見る際には気を付けてください。
部分切開のダウンタイム
部分切開も切開していることには変わりないので、埋没法よりはダウンタイムが長いです。
しかし全切開と比べて切開範囲が狭いので、全切開のダウンタイム期間よりは短く、だいたい2か月程度で終了します。
大きな腫れに関しても1週間~2週間の間に消えることがほとんどなので、切開したいけれどダウンタイムを気にしている人にはおすすめです。
部分切開の値段
クリニックによって異なりますが、部分切開は全切開よりも切開範囲が狭いため、値段も少し安くなる場合が多いです。
だいたい25万円程度が平均値段のようです。
切開法の経過
切開法は埋没法よりも腫れや内出血の症状が大きく出る場合が多いです。
そこで一体どの程度の腫れ具合なのか、時間の経過とともに見ていきましょう。
2日目 糸が残っている状態
その間はアイメイクができません。
クリニックによって異なりますが、1週間程度で抜糸ができるので、それまでは糸が目立つためメガネをかけるなどして隠す方が多いようです。
7日目 抜糸が取れた状態
抜糸が取れた状態です。
腫れはまだ残っていますが、糸が取れたことでアイメイクができるようになるので、メイクで隠すことも可能になります。
しかしまだダウンタイム期間中なので、目元はできるだけ優しく触れるようにしましょう。
もし腫れが気になるようでしたら、目元のケア方法を見直す必要があるかもしれません。
以下の記事にダウンタイムの過ごし方について詳しく掲載していますので、ぜひご参考ください。
1か月後 腫れがほとんど引いてきた状態
術後1か月が経過した状態です。
内出血などもほとんど無くなり、以前よりだいぶ違和感がなくなりました。
しかし切開法は二重の完成までに半年~1年ほどかかるため、完全に完成の状態ではありません。
少し二重幅が広く感じることもありますが、腫れが原因であることがほとんどですので、メイクで誤魔化すなどして時間の経過を待ちましょう。
切開法で二重を作るメリット
埋没法と比べるとメリットが少なく感じてしまいますが、全切開や部分切開にも埋没法に負けないくらいメリットがあります。
1. 半永久に二重が持続する
切開法は埋没法と違って、糸が緩んで取れる心配がないので、半永久的に二重が持続します。
埋没法は1年程度で取れてしまう人もいるので、再手術の負担を考えると時間的にも金銭面的にも切開法で二重整形をするのも一つの手です。
2. 幅広いくっきりとした二重になれる
埋没法は糸を使って留めているだけなので、ナチュラルな狭めの二重幅ならできますが、幅の広いパッチリ二重にすると糸が耐えられなくなり取れてしまうこともあります。
切開法であれば、自分の希望通りの幅の広い二重になることを期待することが可能です。
3. 平行二重など自分の好みの二重になりやすい
日本人はほとんどの人が末広型の二重です。
その理由は蒙古襞(もうこひだ)が邪魔をし、平行二重になれないのです。
しかし切開法と一緒に目頭切開を受けることで蒙古襞を切除できるので、自分の好みに合った平行二重を作ることができます。
埋没法にはない、切開法への不安
メリットが多くあることはわかっても、埋没法と違って切開をするので、メスも使用するし施術時間もダウンタイムも長いので不安が大きいはずです。
そこで切開法を受けるにあたり不安要素が多い部分をピックアップしてみました。
Q. 切開法は怖い?
A. 気持ちを落ち着かせる麻酔があります。
切開法と聞くと「メスでまぶたを切開する」というイメージから、怖さを抱く人が多いです。
確かに顔にメスを入れるのは、手術中は目をつむっているとはいえ怖いと思います。
そんな方は局所麻酔だけでなく、気持ちをリラックスさせる笑気麻酔(しょうきますい)や静脈麻酔(じょうみゃくますい)の併用をしましょう。
Q. 切開法は痩せてからするべき?
A. 体型に関係なく受けられます。
ですので、体型関係なく二重整形できます。
Q. 支払いって現金のみ?
A. 支払い方法は様々用意されています。
切開法はどこのクリニックも費用がかかるため、現金一括での払いが難しい方も多いと思います。
そのため多くのクリニックではカードの取り扱いがあります。
またカードをお持ちでない方でも、メディカルローンをクリニック側で提携していることもありますので、自分のニーズに合った支払い方法が選択できます。
支払方法についての詳細は下記の記事を参考にしてみてください。
それでも不安な方は
まずは埋没法で二重整形を検討しよう!
切開法のメリットや不安要素の改善方法を綴ってきましたが、初めての二重整形を検討されている方には埋没法を選択されるほうが安心かもしれません。
埋没法は確かに二重が取れてしまうというデメリットも存在しますが、逆に言えばやり直すことが可能ということでもあります。
万が一二重整形後の目が気に入らなかった場合、切開法で二重整形をすると修正が難しいですが、埋没法は留めていた糸を取るだけなので、再手術の負担もかなり少ないです。
また、施術時間が短いことや値段も比較的リーズナブルな価格が多いことから、メイク感覚で受けるという方も増えているようです。
切開法は怖くて不安という方は一度埋没法で検討されてみてはいかがでしょうか?
【まとめ】
二重整形の全切開(部分切開)とは
- 切開する幅の大きさ
(全切開25ミリ~30ミリ、部分切開10ミリ) - 切開法の値段
(全切開~30万円、部分切開~25万円) - 腫れやダウンタイムの期間
(全切開3か月、部分切開2か月)
全切開と部分切開はどちらとも半永久のため、二重が取れてしまうリスクはかなり少ないです。
まぶたが分厚い人や、ぱっちり二重になりたい人、埋没法で失敗の経験がある人は切開法も視野に入れて考えてみてはいかがでしょうか。
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