手術前の麻酔がこわい?
二重整形をする際に、初めに行うのが「麻酔」です。
すでにご存知かもしれませんが、麻酔は、その後に行う施術の痛みをやわらげるために使用します。
しかし、そもそもこの麻酔自体がこわいという方もいらっしゃいますよね。
二重整形の麻酔はどのような痛みなのでしょうか?
ここでは、麻酔を行う順番を確認しながら二重整形にともなう痛みについて解説していきます。
ステップ1 表面麻酔(ひょうめんますい)
「麻酔のための麻酔」があるのをご存知でしたか?
二重整形の施術ではまず初めに、麻酔の注射の痛みを感じないよう「表面麻酔」をします。
クリニックでは「点眼麻酔」と言う目薬のように眼球に直接垂らす麻酔を使用することが多いです。
「麻酔クリーム」をまぶた表面に塗る物もあります。
表面麻酔をする際には痛みを全く感じません。
ステップ2 局所麻酔(きょくしょますい)
数分経って表面麻酔が効いてきたら、次に注射を使った「局所麻酔」をします。
この局所麻酔には注射による若干の痛みが伴うことがありますが、少しチクッとする程度です。
経験者の方に聞いたところ
「爪楊枝でつついたような感じ」
「安全ピンなどで指先をチクッと刺してしまったような感覚」
とおっしゃっていました。
その痛みも注射を刺した瞬間だけで、その直後からはまぶたが重くなり痛みの感覚がなくなります。
次にまぶたの裏にも同様の麻酔を打つのですが、すでに最初にした麻酔が効いてきているため痛みはほとんど感じません。
むしろ、痛みより照明の眩しさの方が強かったという体験談もありました。
実は麻酔には手術と同じように、医師によって上手い・下手があります。
そのため、ベテランの医師や技術のある医師が麻酔をした方が痛みを感じにくい場合が多いです。
口コミで有名な医師を探したり、経験豊富な医師が在籍していそうなクリニックを選ぶことが重要です。
▼ 麻酔についてもっとくわしく知りたい方はこちら
埋没法、切開法|手術中の痛みは?
上で述べたように、麻酔をしっかり行うことで手術中の痛みはかなり少なくなります。
実際、手術中はどんな感覚なのかというと「なんとなく触れられているな」という感覚がわかるのみ。
痛みははっきりと感じません。
例えるなら、歯医者さんで麻酔をして虫歯の治療をしているような感覚に似ています。
では、二重整形の種類によって痛みやこわさは変わるのでしょうか?
埋没法の痛み
埋没法は短くて10分程度で両目の手術が終わってしまう比較的手軽な整形です。
糸をまぶたに通す際、施術には髪の毛よりも細い糸と針を使うため痛みはほとんどありません。
また、まぶたからの出血もほとんどありません。
埋没法で痛みが強い時期をあげるとするならダウンタイム中です。
手術後は、鈍痛のような痛みがある場合があります。
埋没法のダウンタイムは2週間程度と短いのは嬉しいポイントですね。
切開法の痛み
「メスを使ってまぶたを切る切開法の方が痛みが強そうだ」と考えている方が多いと思います。
しかし切開法でも局所麻酔をしっかりと行うため、手術中まぶたの痛覚はほとんどありません。
そのため、「切る瞬間激痛が走って手術できない」などということはありませんので安心してください。
人によっては血が出ることもありますが、手術は目を閉じた状態で行う手術ですので血を直接見てしまう可能性は少ないです。
切開法は埋没法よりもダウンタイムが長いです。
しかし、医師の方に鎮痛剤などをしっかり出してもらえば耐えきれないほど痛むなどのトラブルはまずありません。
ご自身でアイシングを行うなども効果的ですよ。
以上のように、麻酔と痛み止めを使えば痛みを最小限に抑えることができるんです。
どうしても麻酔や手術がこわい人は…
痛みを感じる人の中には、緊張や不安から痛いと勘違いしてしまう人もいます。
実際は全く痛みを感じていないのに、手術室の雰囲気やにおいなどで「手術=痛いもの」だと思い込んでしまい痛みを感じている気分になってしまうのです。
その結果、施術中に力んでしまい、手術後の腫れがひどく出る場合もあります。
確かに手術は緊張してしまう場面です。
しかし二重整形の手術は麻酔もしっかりしているため痛みもほとんど感じませんし、時間もあっという間に終わります。
手術中は別のことを考えたり、理想の二重になれて楽しい生活をしている様子を思い浮かべたりして、手術のことはなるべく考えないようにしましょう。
どうしても不安や緊張が取れない方には、それをやわらげるための麻酔を使うことをおすすめします。
緊張をやわらげる麻酔
緊張をやわらげるための麻酔には「笑気麻酔(しょうきますい)」と「静脈麻酔(じょうみゃくますい)」の2種類があります。
どちらともリラックス効果をもたらす麻酔です。
美容外科では笑気麻酔の方が一般的で、追加料金がかかりますが、希望すれば用意してくれるクリニックが多いです。
しかし埋没法の手術に関しては、施術中にまぶたを開けたり閉じたりして仕上がりのチェックを行うことが多いため、クリニックによってはこの麻酔を受けられない場合もあります。
笑気麻酔や静脈麻酔を希望したい場合はカウンセリングや予約時に相談してみましょう。
全身麻酔のメリットとデメリット
「どうしても手術がこわいから全身麻酔をして意識のないうちに手術を終えてほしい」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、二重整形のクリニックで全身麻酔を採用しているところは実はほとんどありません。
全身麻酔とはその名の通り、麻酔をかけて全身の感覚を無くす方法です。
逆に局所麻酔とは、施術をほどこしたい部分にだけ麻酔をかける方法です。
この2つの大きな違いは、麻酔をかけた後の
「意識が あるか|意識がないか」です。
簡単に言うと眠っている時と似たようになり、手術中の物音なども何も聞こえず、目が覚めたら手術が終わっている状態になります。
これだけ聞くとやはり全身麻酔をした方が何もこわくないし良いのではないかと思いますよね。
ではなぜ、二重整形では全身麻酔をしないことが多いのでしょうか?
吐き気、頭痛、発熱などの軽度な症状の場合もあれば、神経麻痺(しんけいまひ)、アレルギー反応などの重い症状もあり、最悪の場合死に至ることもあります。
入院設備が整ったクリニックでないと全身麻酔の使用は難しいと言えます。
そのため美容外科で全身麻酔を行う場合は、別の病院から麻酔科の医師を呼ばなければいけません。
その際の麻酔代や出張費代は患者さんが負担することになってしまうため、費用がかなり高くなってしまいます。
このように全身麻酔はリスクが高いため、取り入れていないクリニックが多いのです。
それでも全身麻酔を希望される方は、リスクを十分に理解し、何かあった時にでもすぐに対応してくれる医師がいるクリニックを慎重に選びましょう。
手術前に心配事を解決しよう
手術後の痛みが心配な方
二重整形では手術中よりも、手術後に痛みを感じることが多いと言われています。
特に切開法はダウンタイム中、患部にじんじんとした痛みを感じることもあります。
患部が痛む際には鎮痛剤を服用することで、痛みをやわらげることができます。
ほとんどのクリニックでは手術前に1度鎮痛剤を飲み、麻酔が切れた後もしばらくは薬の効果で痛みを感じさせないようにしています。
さらに自宅でも飲めるように鎮痛剤を処方してくれますので、帰宅後に痛みを感じた場合も鎮痛剤を飲めば安心です。
鎮痛剤は効果が表れるまで数十分かかることもありますが、痛いからと言って大量に摂取すると薬の副作用で体調を悪くすることもあります。
医師から告げられた用法容量はしっかり守りましょう。
また、薬が切れた場合は自宅にあるロキソニンなどの頭痛薬でも代用ができます。
失明など、失敗のリスクが心配な方
中には医療ミスがこわくて、二重整形に踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際は、二重整形の手術で眼球に直接何かを施すようなことはありません。
基本的にまぶただけに手を加えるため、よほどのことがない限り「失明する」なんてこともありません。
ネットなどでよく目にする二重整形の失敗とは、多くの場合が医療ミスではなく「思っていた二重と違う」といったような内容です。
この失敗に関しては、腕のいい医師や経験豊富な医師を選び、カウンセリング時に理想の二重について詳しく説明することで防ぐことができます。
二重整形が初めてで不安な方は、カウンセリングを重視している品川美容外科などのクリニックを選べば安心です。
最近では、小、中学生でも二重整形をしている子が増えてきていますよね。
クリニックをきちんと選べば、小さい子供でも我慢できるくらいの痛みで二重整形を受けることができるくらい医療が発達した時代になっています。
この記事を読んだ皆様はぜひ正しい知識を持って手術に怯えすぎず、理想の二重を手にいれてください!
二重整形の痛みはほとんどない
結論的には、二重整形の手術では大きな痛みを感じない人が多いです。
しかし、痛みやこわさは一人ひとり違うものですから、個人で差が出てきます。
痛みへのこわさが大きい方は笑気麻酔などを検討し、万全の状態を整えましょう。
「術後の腫れがひどい」「完成した二重幅が不満」などのリスクも、完全にゼロにすることはできません。
しかし、そのリスクは細かいカウンセリングなどの事前準備によって、極限までゼロに近づけることができるのです。
口コミやこのサイトの他の記事も参考にしながら、安心して二重整形を受けられそうなクリニックをぜひ見つけてみてください!
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