まぶたの脂肪取りは二重整形と一緒に行った方がいい?施術の種類と方法について

まぶたの脂肪取りが必要な人は?

まぶたの脂肪取りとは、まぶたについている眼窩脂肪(がんかしぼう)を取ることにより、まぶたをすっきりとした印象にする施術です。

クリニックによっては「脂肪吸引」「脂肪除去」「まぶたの脱脂(だっし)」など呼び方が異なります。

まぶたの脂肪取りは以下のような方におすすめです。

  • まぶたが腫れぼったいと言われる
  • まぶたの分厚くアイプチが取れやすい
  • 埋没法をしたがすぐに取れてしまった
  • まぶたが黒目にかかっている気がする

まぶたの脂肪取りは単独で施術を行うこともできますが、多くの場合は「まぶたの脂肪が多くて埋没法が行えない」「術後にまぶたが腫れすぎてしまう」などと言った理由で二重整形と一緒に行うことが多いです。
そのため二重整形とのセットメニューを用意しているクリニックも多くあります。

 

まぶたの脂肪には種類がある

まぶたの脂肪には3種類あります。

  • 眼窩脂肪(がんかしぼう)
  • ROOF(ルーフ)
  • まぶたの皮下脂肪

まぶたの分厚さに悩んでいる場合、この3つの脂肪もしくはこの3つの脂肪のどれかが発達し、まぶたが分厚くなっているということが考えられます。

✔ 眼窩脂肪(がんかしぼう)
眼球を覆っているまぶた組織の奥側にある脂肪。この脂肪は二重にはあまり関係はありません。
✔ ROOF(ルーフ)
まぶたの皮膚の近くにまんべんなく張り付いている脂肪。隔膜前脂肪(かくまくまえしぼう)とも呼ばれます。
✔ まぶたの皮下脂肪
まぶたの皮下についた脂肪。手術での除去が難しい。

眼窩脂肪とROOFに関しては脂肪取りの手術で取り除くことが可能ですが、皮下脂肪に関しては切開で取り除くことが困難なため、「脂肪溶解注射(しぼうようかいちゅうしゃ)」で脂肪を溶かして取り除くこともあります。

 

まぶたの脂肪取りの施術方法

まぶたの脂肪取りは、組み合わせる二重整形の施術方法によって取り方が変わってきます。

埋没法×脂肪取りの場合

まぶたを切開せずに、2ミリ程度の針穴を空けてその穴から脂肪を引っ張り出す施術です。
切開せずに脂肪を取り除くため、傷跡も小さくダウンタイムも短いですが、取り除ける量も少なくなってしまうため、効果があまり感じられないこともあるようです。

結論として、埋没法で二重にする場合は脂肪取りの効果はあまり望めません
デメリットでも記載してあるように小さい穴から脂肪を取り除くため、脂肪をとってもあまり変化が得られないのです。

切開法×脂肪取りの場合

まぶたを5㎜以上切開し、脂肪をしっかり取り除く施術が行われます。
しっかりと脂肪を取り除くことができるため、まぶたが分厚い人にはおすすめですが、切開をするためどうしてもダウンタイムが長くなってしまうというデメリットもあります。

部分切開で脂肪を取り除く場合は、切開した部分だけ変にくぼんでしまう可能性があるので注意が必要です。

 

まぶたの脂肪取りのみでも
二重になる効果はあるの?

多くの美容外科では、まぶたの脂肪取りのみの施術を受けることができますが、脂肪取りだけで二重になるということはありません

なぜなら二重まぶたと一重まぶたの違いとは、脂肪の厚さではなく、まぶたの中の眼瞼挙筋が枝分かれしているかどうかの違いで現れるものです。
そのため、まぶたが厚ぼったい一重の方が脂肪取りの施術をしても二重にはならないのです。

脂肪を取らなくても綺麗な二重になれるかも

まぶたの脂肪は年齢とともに自然と減っていくので、若いうちに無理やり脂肪取りを行わなくても埋没法だけでまぶたがすっきりして見えるかもしれません。

また、自分ではまぶたの脂肪が多いと思い込んでいても、実際には皮膚のたるみが原因でまぶたがぶ厚く見えている可能性もあります。
その場合は脂肪取りをしなくても皮膚を少し切除するか、埋没法で二重を作るとまぶたがすっきりします。

 

【まとめ】
まぶたの脂肪取りを考えている方へ

まぶたは脂肪を取りすぎてしまうと、目の上がくぼんでしまうこともあります。
目のくぼみは老けた印象を与えてしまうので、脂肪を取り除く際は脂肪の量などにも注意しましょう。

心配な方はカウンセリングを重視して診療を行っているクリニックで医師と一緒にじっくり時間をかけて二重整形のプランを決めることをおすすめします

 

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