【Q1】埋没法の二重まぶたは
ひっくり返されても大丈夫?
埋没法は髪の毛ほどの非常に細い糸をまぶたの内側の皮膚に留める施術法です。
細いとはいえ丈夫なナイロン糸ですので、糸自体が切れることはほとんどないでしょう。
しかし、糸が切れることはなくても二重ラインが取れてしまう可能性はないとは言い切れません。
二重ラインが取れてしまう場合って?
二重ラインが取れてしまう場合というのは、皮膚から糸が外れてしまった場合です。
強い力でまぶたを引っ張ることや、頻繁にひっくり返すようなことがあると、糸がかかっている真皮が引き裂かれて糸が緩み、二重ラインが薄くなる可能性が出てきます。
💡二重ラインが取れることを防ぐために
二重ラインが取れないようにするためには、医師に前もって二重整形の手術を受けた旨を伝えることが大切です。
あらかじめ自己申告をすることによって、力加減を調節してくれたり、まぶたを引っ張らずに下から患者の目を覗くような形で配慮して診察してくれるところもあります。
正確な診断を受けるためにも、目頭切開、レーシック、眼瞼下垂の手術など、目元に関する手術を行っている際は眼科医に申告しましょう。
切開法の場合は?
切開法はメスを入れて皮膚を縫い合わせる方法ですので二重が取れることはありません。
しかし手術をして間もないダウンタイム中は癒着が外れたり出血をする可能性があります。
切開法の種類によっては、術後2週間でもまぶた裏の固定(癒着)部分がまだ硬い場合もあり、まぶたを裏返すことができないこともあります。
「施術後からゴロゴロ感がなくならない」「施術して随分経過したが腫れが収まらない」など、ダウンタイム中に目に異常が現れた場合は二重整形を行ったクリニックで診てもらいましょう。
【Q2】埋没法後にものもらいができた!どうすれば?
埋没法を受けた後にこのような症状が現れたことはありますか?
- まぶたが腫れる
- しこりのようなものができる
- 目にゴロゴロ感がある
埋没法の場合、糸をかける中で少なからずまぶたに負担がかかります。
その中でまぶたにあるマイボーム腺という組織を痛めてしまうとこれらの症状が現れると言われています。
対処法はものもらいができるタイミングによって異なります。
タイミングと対処法
- 手術直後…目薬を使用する
腫れや傷がまだ治まらない手術直後は、温めてしまうと腫れや傷に影響が出るため目薬を使用しましょう。 - 術後2週間以上経過…目元を温める
手術から2週間以上経過している場合は温めたタオルで目元を温めると、マイボーム腺の通りを良くすることができると言われています。
膿が溜まりすぎてしまうと切開が必要になる場合もあるため、早めに眼科で診察をしてもらいましょう。
【Q3】眼科医に二重整形はバレる?
たとえ病院だとしても整形のことを話したくないこともありますよね。
しかし、埋没法の場合はまぶたの裏側を見られると糸で留めている部分が凹んで見えるため、二重整形をしていることは高確率で分かってしまいます。
また、手術直後はまぶたが硬くなり裏返りにくくなることからも二重整形をしていることが分かります。
切開法の場合も表にうっすらと切開ラインが出るため、手術を行ったことは分かってしまいます。
そのため診察では眼科医にバレることがほとんどであると言えるでしょう。
医師にバレることに抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、診察時のトラブルを避けるためにもあらかじめ自己申告をするようにしましょう。
【まとめ】
二重整形は眼科医に伝えておこう
色々な不安から眼科受診に踏み出せない方もいると思いますが、放置して目の病気が悪化してしまうことの方が大変です。
ゴロゴロ感や違和感、ものもらいなど目の異常を感じたら不安でも勇気を出して受診しましょう。
その際には正確な診断を受けるためにも、二重整形をしていることをきちんと伝えることが大切です。
自分の目の状態を第一に考えて受診を怠らないようにしましょう。
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